オカンの独り言

大学生、高校生の兄弟を育てる関東の田舎に住むオカンの独り言です。

ワクチン接種の優先順位

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妥当な判断?

ども、オカンです。
立春を過ぎ、早いものでコロナ騒動が始まってもう一年が経ってしまいました。


去年の春は世界中がパニック状態。
もちろん日本も緊急事態宣言、小中高大と教育機関は休校。
会社もリモート、分散となり・・・
甲子園やインターハイ等、全国大会、県大会を目指し活動していた子供たちの目標がすべて消えてしまった去年・・・。


世界各国の大手製薬会社ではワクチン開発を行い、異例のスピードで認可されています。
そして、世界では新型コロナウイルスワクチン接種の始まった国、準備段階の国があります。
日本も現段階では準備中ですね。

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ニュース等で言われている医療従事者を優先し、その後高齢者、基礎疾患を有す人たちとなっています。
これって、妥当な判断でしょうか?


医療機関がコロナ対応しているの?

医療従事者約370万人、高齢者約3600万人、基礎疾患を有す人たち約200万人。
で、この人数って???
医療従事者が全国でこの数いるとしても、全員がコロナ対応しているのでしょうか?


昨年10月に行われた「第27回 地域医療構想に関するワーキンググループ」の議事録からは、

全国7307の医療機関のうちコロナ患者を実際に受け入れたのは1353施設。
受け入れ実績無しは5954施設(81%)という衝撃の事実!!


それなら、その1353施設の医療従事者が370万人???


(ちなみに「日本の病院数 2020」2020年6月末に全国の医療施設は17万9303施設。ほとんどは無床施設です。
病院の施設数:8255施設。 ▼一般病院:7201施設▼精神科病院:1054施設)


「令和2年度版 厚生労働白書」の「医療関係従事者数」では、医師:31万1963人、歯科医師:10万1777人、看護師・准看護師:155万8340人、薬剤師:24万371人、保健師:6万2118人、助産師:3万9613人、救急救命士:5万6415人、理学療法士臨床検査技師:約31万、歯科衛生士・はりきゅう師等:約60万を加えても約328万人・・・。

全医療従事者を足しても、370万人には届きません・・・。事務職や清掃・環境整備の方たちも含まれているのでしょうか?
謎です。
しかもコロナに対応している施設は20%未満・・・。
どこを対象にした370万人なのでしょうか。


市中感染が始まっている状態では、どこに患者がいるかわかりませんから全員行うのが妥当なのでしょうが・・・。


実際にコロナ患者に直接対応している医師や看護師、理学療法士臨床検査技師が感染すると、周囲の医療従事者も濃厚接触となり自宅待機を余儀なくされます。
残されたスタッフに負荷がかかり、外来や病床の縮小を検討しなければならない事態に陥ってしまったら・・・。
たとえ自分や家族がコロナにかかっても、入院する場所が無くなってしまうかもしれません。
また、ワクチン事業に参加する町のかかりつけ医や看護師に感染しても、医院やクリニックが閉鎖されたら地域の人たちが困ります。
そうならないためにも、実際に受け入れを行っている施設やかかりつけ医の患者に接する医療従事者から始めたほうがよいのでは・・・と私は思います。


基礎疾患・・・

厚労省の発表では、医療従事者の次は高齢者となっています・・・。
確かに高齢者は基礎疾患を持ち合わせていることも多いですし、重症化しやすいのも事実です。


でも私は、基礎疾患を持っている人を優先したほうが良いのでは?と思います。
特に透析を行っている方や抗がん剤治療を行っている方達です。
実際、基礎疾患を持っている人は若くても重症化しているのが現状です。


都内の抗体保有率は0.91%と集団免疫にはなっていないと先日発表されていました。


ワクチン事業が順調に進み、たとえコロナにかかってしまっても、重症化することなく快方に向かうことができれば・・・と思います。
早く平和な日常に戻りたい・・・。


今日も長めですね・・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。